- 1 ホイール塗装DIYのやり方|必要な道具・費用・失敗しない手順を解説
- 1.1 ホイール塗装はDIYできる?
- 1.2 ホイール塗装を業者に依頼するメリットとデメリット
- 1.3 ホイール塗装をDIYするメリットとデメリット
- 1.4 ホイール塗装DIYの全体の流れ
- 1.5 ホイール塗装DIYで失敗しないための注意点
- 1.6 ホイール塗装DIYに必要な道具と材料
- 1.7 ホイール塗装DIYの手順
- 1.8 ホイール塗装DIYでよくある失敗
- 1.9 ホイール塗装DIYと業者はどちらがおすすめ?
- 1.10 ホイール塗装にかかる費用はどのくらい?
- 1.11 ホイール塗装DIYは初心者でもできる?
- 1.12 ホイール塗装DIYに関するよくある質問
- 1.13 まとめ|ホイール塗装はDIYでも挑戦できる
- 1.14 関連記事
ホイール塗装DIYのやり方|必要な道具・費用・失敗しない手順を解説
「ホイールの傷やサビが気になる」「ホイールをマットブラックやガンメタに変更したい」「できるだけ費用を抑えてホイールをドレスアップしたい」
そんなときに選択肢になるのが、ホイール塗装のDIYです。
ホイール塗装は専門業者に依頼する方法と、自分でDIYする方法があります。仕上がりを重視するなら業者、費用を抑えながら自分で作業してみたいならDIYが向いています。
この記事では、ホイール塗装をDIYする方法について、必要な道具・費用・具体的な手順・失敗しやすいポイントを初心者向けに解説します。
実際に筆者もホイール塗装に挑戦した経験があるため、DIYならではの難しさについても紹介します。
ホイール塗装はDIYできる?
結論からいうと、ホイール塗装はDIYで挑戦できます。
ただし、きれいに仕上げるためには、塗料を吹き付けることよりも洗浄・脱脂・研磨などの下地処理が重要です。
下地処理を十分に行わないと、塗料がはじいたり、塗装後に剥がれたり、表面がデコボコになったりする原因になります。
また、ホイールの材質や使用する塗料によって適した施工方法が異なるため、必ず使用する製品の説明書・注意事項を確認して作業してください。
ホイール塗装を業者に依頼するメリットとデメリット

塗装業者のメリット
ホイール塗装を専門業者に依頼する最大のメリットは、仕上がりのきれいさです。
専門業者では専用の設備や塗装方法を使用して施工するため、DIYよりも均一な仕上がりを期待できます。
また、ホイールにガリ傷や腐食、ゆがみなどがある場合には、塗装だけでなくホイールリペアと合わせて依頼できる場合もあります。
「多少高くてもきれいに仕上げたい」「失敗したくない」という方は、業者への依頼を検討するとよいでしょう。
塗装業者のデメリット
業者に依頼するデメリットは、DIYと比較して費用が高くなりやすいことです。
料金はホイールのサイズ、塗装する範囲、カラー、状態、タイヤの脱着などによって大きく変わります。
特にガリ傷やゆがみなどの修理を同時に行う場合には、塗装料金とは別にリペア費用が必要になることがあります。
そのため、業者へ依頼する場合は、作業内容を確認したうえで複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。
ホイール塗装をDIYするメリットとデメリット

ホイール塗装をDIYするメリット
ホイール塗装をDIYする最大のメリットは、費用を抑えやすいことです。
業者に依頼すると施工内容によってはまとまった費用が必要になりますが、DIYなら塗料や研磨用品、マスキング用品などを自分で用意して作業できます。
また、自分の好きなカラーを選んでドレスアップできるのもDIYの魅力です。
マットブラック、ガンメタ、シルバーなど、愛車のイメージに合わせてカラーを選べます。
一度作業方法を覚えれば、傷が付いたときなどに自分で補修できる可能性があるのもメリットです。
ホイール塗装をDIYするデメリット
一方、DIYには仕上がりに差が出やすいというデメリットがあります。
スプレーを均一に吹き付けられないと、色ムラやタレ、ザラつきなどが発生することがあります。
また、下地処理が不十分だと、塗料が密着しにくくなったり、塗装後に剥がれたりする可能性があります。
筆者もホイール塗装にチャレンジした経験がありますが、スプレーを使用したDIYでは、やはりプロと同じレベルの仕上がりにするのは簡単ではありませんでした。
「多少のムラなら気にならない」「自分で愛車をカスタムしてみたい」という方にはDIYが向いています。
一方で、仕上がりを最優先したい場合やホイールの傷・ゆがみがひどい場合は、専門業者に依頼したほうが安心です。
ホイール塗装DIYの全体の流れ

ホイール塗装DIYは、基本的に以下のような流れで行います。
- 必要な道具と材料を準備する
- ホイールを車両から取り外す
- 必要に応じてタイヤをホイールから外す
- ホイールを洗浄する
- 表面を研磨して下地を整える
- 脱脂する
- 必要に応じてプライマー・サフェーサーなどで下地を作る
- ホイール用塗料を薄く塗り重ねる
- 必要に応じて指定されたクリアを施工する
- 十分に乾燥させて仕上げる
重要なのは、「塗る作業」よりも、その前の下地処理です。
ホイール塗装DIYで失敗しないための注意点
風の強い日は避ける
屋外で作業する場合、風が強い日は避けたほうがよいでしょう。
風によってホコリやゴミが塗装面に付着したり、スプレーが流されてムラになる可能性があります。
湿度が高すぎる日は避ける
湿度や気温は塗料の乾燥や仕上がりに影響します。
使用する塗料の説明書に記載された施工条件を確認して、できるだけ適した環境で作業してください。
換気と火気に注意する
スプレー塗料には可燃性の成分が含まれる製品があります。
屋内で作業する場合は十分な換気を行い、火気や熱源の近くでは使用しないでください。
可能であれば、製品の注意事項に従った安全な作業環境を確保しましょう。
保護具を使用する
塗料が皮膚や衣服に付着しないよう、汚れてもよい服装や手袋などを使用してください。
スプレーを使用する場合は、製品の注意事項に従って適切な保護具を使用しましょう。
周囲をしっかり養生する
スプレー塗装では、塗料が想像以上に周囲へ飛散することがあります。
床や周囲をブルーシートや養生材などで保護し、車両や住宅などに塗料が付着しないようにしてください。
特に他人の車や住宅の近くでは作業しないようにしましょう。
塗装しない部分をマスキングする
塗装しない部分にはマスキングテープやマスキングシートなどを使用します。
タイヤを装着したまま塗装する場合は、タイヤなど塗装したくない部分を確実に保護してください。
ホイール塗装DIYに必要な道具と材料
必要なもの一覧
・ブルーシート・養生材
・ホイール洗浄用品
・マスキングテープ・マスキングシート
・耐水ペーパー
・シリコンオフなどの脱脂用品
・ホイールに適合するプライマー・サフェーサー
・ホイール用塗料
・塗料に適合するクリア
・コンパウンド
・手袋などの保護具
ブルーシート・養生材
ホイールを塗装する際には、周囲への塗料の飛散を防ぐために養生が重要です。
床だけではなく、必要に応じて周囲も養生しましょう。
特に屋外では風によって塗料が広範囲へ飛ぶ可能性があります。
ホイール洗浄用品

ホイール塗装を始める前に、まずホイールをきれいに洗浄します。
ブレーキダストや泥、油分などが残っていると、塗装の密着性に影響する可能性があります。
洗浄後は水分をしっかり拭き取り、十分に乾燥させてから次の作業へ進みます。
洗浄用品は、ホイールに使用できる製品を選び、製品の使用方法に従ってください。
耐水ペーパー
耐水ペーパーは、ホイール表面の古い塗膜や凹凸を整えるために使用します。
番手は数字が小さいほど研磨力が強く、数字が大きくなるほど細かい研磨になります。
ただし、ホイールの状態や使用する塗料によって適した研磨方法は変わるため、必要以上に塗膜を削らないよう注意してください。
シリコンオフなどの脱脂用品
脱脂はホイール塗装で非常に重要な工程です。
研磨後には表面に油分や汚れが残っている可能性があるため、使用する塗料に適した脱脂剤を使用して塗装面を整えます。
脱脂剤についても、ホイールや使用する塗料に適合する製品を選び、メーカーの指示に従ってください。
プライマー・サフェーサー
プライマーやサフェーサーは、塗料の密着や下地の状態を整える目的で使用します。
ただし、すべてのホイール用塗料で別途プライマーが必要とは限りません。
製品によってはプライマーを必要としないものもあるため、使用する塗料の説明書を確認してから判断してください。
マスキング用品
塗装しない部分を保護するために、マスキングテープやマスキングシートを使用します。
広い範囲を保護する場合は、ビニール付きのマスキングシートなどを使用すると作業しやすくなります。
ホイール用塗料
ホイールを塗装するときは、ホイールへの使用が想定された塗料を選ぶのがおすすめです。
マットブラック、ガンメタ、シルバーなど、さまざまなカラーがあります。
カラーだけでなく、塗装するホイールの材質や既存塗膜との相性、施工方法も確認して選びましょう。
スプレー缶を使用する場合は、一度に厚く吹き付けるのではなく、製品の説明書に従って薄く塗り重ねることが、ムラやタレを防ぐポイントです。
クリア
カラー塗装後にクリアを施工する場合は、使用したカラー塗料に適合するクリアを選ぶことが重要です。
「とりあえずクリアを吹けばいい」というわけではありません。
塗料の組み合わせによっては、塗膜にトラブルが発生する可能性がありますので、必ずメーカーの指定や注意事項を確認してください。
コンパウンド
コンパウンドは、表面の仕上げなどに使用される研磨剤です。
ただし、塗装直後にすぐ使用するのではなく、塗料が十分に硬化してから、使用する製品の指示に従って施工してください。
ホイール塗装DIYの手順
①ホイールを取り外す
車両に装着された状態で作業するよりも、ホイールを取り外して作業したほうが塗装しやすくなります。
ホイールの脱着作業に不安がある場合は、無理に作業せず専門業者へ依頼してください。
②ホイールを洗浄する
まずはブレーキダストや泥、油汚れなどを落として、ホイールをきれいな状態にします。
洗浄後は水分をしっかり拭き取り、乾燥させます。
③表面を研磨する
塗装する表面の状態を確認し、必要に応じて耐水ペーパーなどで研磨します。
古い塗膜をすべて削り落とす必要があるかどうかは、ホイールの状態と使用する塗料によって異なります。
表面の凹凸や剥がれかけた塗膜などを整え、塗装しやすい下地を作ることを意識しましょう。
④脱脂する
研磨後は粉じんなどを取り除き、使用する塗料に適した脱脂剤で油分を除去します。
脱脂後は塗装面を汚さないように注意してください。
⑤必要に応じて下地処理を行う
使用する塗料の説明書を確認し、必要に応じてプライマーやサフェーサーなどを使用します。
下地材を使用する場合も、一度に厚く塗らず、製品の指示に従って施工します。
⑥カラー塗料を塗る
いよいよカラー塗装です。
ここで重要なのが、一度に厚く塗らないことです。
薄く塗って乾燥させる工程を繰り返し、徐々に色を乗せていきます。
スプレーの距離や乾燥時間は製品によって異なるため、使用する塗料の説明書に従ってください。
⑦クリアを施工する
カラー塗装が十分に乾燥したら、必要に応じて適合するクリアを施工します。
クリアについても厚塗りは避け、製品の指示に従って施工してください。
⑧十分に乾燥・硬化させる
塗装が終わったからといって、すぐに車両へ取り付けるのは避けましょう。
表面が乾いていても、内部まで十分に硬化していない場合があります。
使用した塗料の乾燥・硬化時間を確認して、十分に時間を置いてください。
ホイール塗装DIYでよくある失敗
色ムラになる
スプレーを近づけすぎたり、一か所に集中して吹き付けたりすると、色ムラやタレの原因になります。
薄く均一に塗り重ねることを意識しましょう。
塗料が垂れる
一度に厚く塗りすぎると、塗料が垂れてしまうことがあります。
垂れてしまった場合は、焦って触らず、塗料の状態を確認してから適切に処理しましょう。
表面がザラザラする
ホコリやゴミが付着したり、スプレー条件が適切でなかったりすると、表面がザラつくことがあります。
作業場所をできるだけ清潔にし、風の強い日は避けることが大切です。
塗装が剥がれる
洗浄・脱脂・下地処理が不十分だった場合、塗料が密着しにくくなる可能性があります。
塗装前の下地処理を丁寧に行いましょう。
ホイール塗装DIYと業者はどちらがおすすめ?
| 項目 | DIY | 業者 |
|---|---|---|
| 費用 | 抑えやすい | 高くなりやすい |
| 仕上がり | 技術によって差が出る | きれいに仕上がりやすい |
| 作業時間 | 自分で確保する必要がある | 基本的に業者に任せられる |
| 自由度 | 高い | 業者によって異なる |
| 傷・ゆがみ修理 | 難しい | 対応できる業者がある |
費用を抑えて自分でカスタムしたいならDIY、仕上がりを重視するなら業者という考え方が分かりやすいでしょう。
ホイール塗装にかかる費用はどのくらい?
DIYの場合は、塗料、研磨用品、脱脂用品、マスキング用品などをそろえる必要があります。
すでに工具や洗浄用品を持っている場合は、追加購入するものが少なくなるため、費用を抑えやすくなります。
一方、業者の場合は、ホイールのサイズや状態、カラー、塗装方法、脱着作業、リペアの有無などによって料金が変わります。
そのため、ネット上の料金だけで判断せず、実際に施工を依頼する場合は見積もりを取ることをおすすめします。
ホイール塗装DIYは初心者でもできる?
初心者でも挑戦できますが、「簡単に新品のような仕上がりになる」と考えないほうがよいでしょう。
特に重要なのは、洗浄、研磨、脱脂、マスキング、薄く塗り重ねる作業です。
初めて挑戦する場合は、いきなり高価なホイールで行うのではなく、作業方法を十分に確認してから挑戦することをおすすめします。
ホイール塗装DIYに関するよくある質問
ホイール塗装はスプレー缶でもできますか?
ホイールへの使用が想定されたスプレー塗料を使用すれば、DIYで塗装できる製品があります。
ただし、すべてのスプレー塗料が同じように使用できるわけではありません。ホイールの材質と塗料の適合性、施工方法を確認してください。
タイヤを付けたままホイールを塗装できますか?
製品によってはタイヤを装着した状態での塗装を想定しているものもあります。
その場合でも、タイヤに塗料が付着しないように確実にマスキングする必要があります。
タイヤを外したほうが作業しやすいケースもあるため、無理のない方法を選びましょう。
ホイールをマットブラックに塗装したい場合は?
マットブラックはホイールのDIY塗装でも人気のカラーです。
ただし、同じブラックでも艶あり、半艶、艶消しなど仕上がりが異なります。購入前に完成イメージを確認しておきましょう。
失敗したらどうすればいい?
塗装の状態によって対応方法が異なります。
無理に上から塗り重ねるのではなく、塗料が十分に乾燥・硬化してから状態を確認し、必要に応じて再研磨などを行います。
大きな傷やゆがみ、腐食などがある場合はDIYで無理に修復せず、専門業者への相談がおすすめです。
まとめ|ホイール塗装はDIYでも挑戦できる
今回は、ホイール塗装DIYについて、必要な道具や手順、業者に依頼する場合との違いなどを紹介しました。
ホイール塗装DIYは、専門業者に依頼するよりも費用を抑えやすく、自分の好きなカラーに変更できるという魅力があります。
一方で、仕上がりは作業環境や技術によって大きく変わります。
特に洗浄・研磨・脱脂などの下地処理を丁寧に行うことが重要です。
筆者自身もホイール塗装に挑戦した経験がありますが、プロのような仕上がりにするのは簡単ではありませんでした。
それでも、自分で愛車をカスタムする楽しさはDIYならではです。
「多少のムラなら気にならない」「できるだけ費用を抑えたい」「自分で愛車をカスタムしてみたい」という方は、ホイール塗装DIYに挑戦してみるのもよいでしょう。
反対に、仕上がりを重視する場合やホイールに大きな傷・ゆがみがある場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
自分の予算や仕上がりへのこだわりに合わせて、DIYと業者を選びましょう。