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車両保険を付けるかどうかを考えるとき、「保険料はいくらくらいかかるの?」「車両保険金額はいくらに設定すればいい?」と迷う方は多いと思います。
特に新車を購入したときは、万が一の事故や盗難を考えると車両保険を付けておきたい一方で、保険料が高くなるのも気になります。
この記事では、車両保険の保険料の考え方から、車両保険金額の決め方、新車と中古車での違い、免責金額、保険料を抑える方法まで、2026年時点の情報をもとにわかりやすく解説します。
車両保険とは?
車両保険とは、事故や盗難などによって自分の車に損害が発生した場合に、その修理費などを補償する自動車保険の補償です。
相手がいる事故だけでなく、契約している車両保険の補償範囲によっては、単独事故や盗難、台風・洪水、飛来物などによる損害も補償対象になります。
ただし、補償される事故の範囲は保険会社や契約タイプによって異なります。
車両保険の「保険料」と「車両保険金額」は別物
車両保険を考えるときに、最初に理解しておきたいのが「車両保険料」と「車両保険金額」の違いです。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 車両保険の保険料 | 車両保険を付けることで支払う保険料 |
| 車両保険金額 | 事故などの際に支払われる保険金の上限となる金額 |
| 免責金額 | 事故の際に契約者が自己負担する金額 |
つまり、「車両保険金額を300万円にしたから保険料も300万円分かかる」という意味ではありません。
保険料は、車種や型式、年齢、等級、運転者の範囲、使用目的、補償内容、免責金額など、さまざまな条件によって変わります。
車両保険の保険料の相場はいくら?
車両保険の保険料には、すべての人に当てはまる一律の相場はありません。
同じ車でも、年齢や等級、免許証の色、使用目的、年間走行距離、補償内容などが違えば保険料も変わります。
そのため、「車両保険は年間○万円が相場」と金額だけで判断するよりも、実際の見積もりで確認することが大切です。
特に車両価格が高い車や、事故時の修理費が高額になりやすい車では、車両保険を付けることで保険料が大きく変わることがあります。
車両保険金額はいくらに設定する?
車両保険金額は、契約者が好きな金額を自由に設定できるとは限りません。
一般的には、車種、型式、仕様、初度登録年月などをもとに、保険会社が設定可能な金額の範囲を提示します。
日本損害保険協会では、自家用普通乗用車や自家用小型乗用車などの場合、「市場販売価格相当額」を車両保険の保険金額とする考え方を説明しています。
そのため、基本的には「万が一のときに欲しい金額」を自由に決めるのではなく、保険会社から提示された設定可能な範囲の中から選ぶことになります。
新車の場合の車両保険金額
新車を購入した場合は、購入時にかかった金額を基準として車両保険金額を設定するのが基本的な考え方です。
例えば、車両本体価格だけではなく、カーナビなどの付属品や消費税などが考慮される場合があります。
ただし、実際に設定できる金額は保険会社によって異なるため、契約時に提示される金額を確認しましょう。
新車の場合は、購入直後の事故で大きな損害を受ける可能性も考えて、車両保険を付けるかどうかを慎重に検討したいところです。
中古車の場合の車両保険金額
中古車の場合は、新車時の購入価格ではなく、契約時点での市場販売価格相当額などを基準として車両保険金額が決まるのが一般的です。
同じ車種でも、年式、グレード、走行距離、装備などによって価値が変わるため、購入価格と車両保険金額が一致するとは限りません。
中古車を購入した場合は、「購入した金額=車両保険金額」と考えず、保険会社から提示された設定可能な範囲を確認しましょう。
車両保険には「一般型」と「限定型」がある
車両保険には、補償範囲を広く設定するタイプと、補償範囲を限定して保険料を抑えるタイプがあります。
一般型
一般型は、単独事故なども含めて幅広い事故を補償するタイプです。
例えば、電柱や壁などへの衝突といった事故についても、契約内容に該当すれば補償対象になります。
その分、補償範囲を限定したタイプより保険料が高くなる傾向があります。
補償範囲を限定したタイプ
補償範囲を限定することで、一般型より保険料を抑えられる場合があります。
ただし、単独事故などが補償対象外になることがあるため、「保険料が安い」という理由だけで選ばないことが重要です。
実際の補償範囲は保険会社によって異なるため、契約前に確認してください。
免責金額とは?
免責金額とは、車両保険を利用するときに契約者が自己負担する金額です。
例えば、修理費が50万円で免責金額が5万円の場合、単純化すると5万円を自己負担し、残りの45万円が保険金の支払い対象になります。
ただし、実際の支払額は契約内容や事故の状況によって異なります。
免責金額を高くすると保険料は安くなる?
一般的には、免責金額を高く設定することで車両保険の保険料を抑えられる場合があります。
ただし、事故が発生した場合には自己負担額が大きくなるため、保険料だけで決めるのはおすすめできません。
「小さな修理は自分で負担し、大きな事故に備えたい」という人は、免責金額を設定する方法もあります。
車両保険の保険料を抑える方法
1. 補償範囲を見直す
車両保険の補償範囲を限定することで、保険料を抑えられる場合があります。
ただし、補償対象外になる事故が増えるため、自分がどのような事故に備えたいのかを考えて選びましょう。
2. 免責金額を設定する
免責金額を設定すると、保険料を抑えられる場合があります。
ただし、事故時に自己負担が発生するため、無理のない金額に設定することが大切です。
3. 車両保険を付けるかどうかを比較する
車両保険を付けた場合と付けない場合の保険料を比較してみましょう。
車両保険を付けることで安心感は高くなりますが、保険料も上がります。
自分で修理費を負担できる貯蓄があるのか、車が生活にどれだけ必要なのかなども含めて判断するとよいでしょう。
4. 複数の保険会社で見積もりを比較する
同じ車、同じ補償内容でも保険会社によって保険料が異なる場合があります。
車両保険を付ける場合は、複数の保険会社で見積もりを比較すると、自分に合った条件を見つけやすくなります。
車両保険を付けたほうがいい人
- 新車を購入した人
- 車両価格が高い車に乗っている人
- 事故による大きな修理費を自分で払うのが難しい人
- 車が生活に欠かせない人
- 盗難や自然災害などによる損害にも備えたい人
車両保険がなくてもよい場合がある人
- 車の修理費を貯蓄から負担できる人
- 車両価格が比較的低い車に乗っている人
- 保険料をできるだけ抑えたい人
- 大きな損害が発生した場合でも買い替えなどを自分で対応できる人
ただし、これはあくまで考え方の一例です。車の価値や家計状況、使用頻度などによって適切な選択は変わります。
車両保険を使うと等級はどうなる?
車両保険を使った場合、事故の内容によって翌年の等級への影響が変わります。
例えば、単独事故などで車両保険を使用すると、一般的に3等級ダウン事故として扱われるケースがあります。
一方、事故の種類によっては1等級ダウン事故や、等級に影響しない事故として扱われる場合もあります。
そのため、修理費がそれほど高額ではない場合には、「保険を使った場合に翌年以降の保険料がどのくらい上がるのか」まで確認してから判断することが大切です。
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車両保険についてよくある質問
車両保険の保険料はいくらが相場ですか?
一律の相場はありません。車種、車両保険金額、年齢、等級、運転者の範囲、使用目的、補償内容などによって保険料が変わります。
車両保険金額は自分で自由に決められますか?
自由にいくらでも設定できるわけではありません。一般的には車種や型式、初度登録年月などをもとに保険会社が設定可能な範囲を提示します。
中古車でも車両保険は必要ですか?
中古車だから不要というわけではありません。車両価格や修理費、貯蓄などを考慮して判断することが大切です。
車両保険を付けると保険料は高くなりますか?
一般的には車両保険を付けない場合より保険料は高くなります。ただし、補償範囲や免責金額などによって保険料は変わります。
自動車保険全体の選び方も確認
車両保険だけでなく、対人・対物補償や等級、年齢条件などを含めた自動車保険全体の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
車両保険を考えるときは、「保険料はいくらか」だけではなく、「いくらの損害まで備えたいのか」を考えることが重要です。
車両保険金額は、一般的に市場販売価格相当額などを基準として設定され、保険会社が設定可能な範囲を提示します。
また、一般型と補償範囲を限定したタイプでは補償内容と保険料が異なり、免責金額を設定することで保険料を抑えられる場合もあります。
自分に必要な補償を整理したうえで、車両保険あり・なし、補償範囲、免責金額などを比較して選ぶようにしましょう。
参考情報
- 日本損害保険協会「車両保険の保険金額の設定方法」
- 損保ジャパン「車両保険金額および自己負担額」
- ソニー損保「車両保険金額はどのように決定しますか」
※この記事は自動車保険に関する一般的な情報を紹介するもので、特定の保険商品への加入を推奨するものではありません。補償内容、保険金額、保険料、等級への影響などは保険会社や契約条件によって異なるため、契約前に各保険会社の最新の約款・重要事項説明書・見積もり内容をご確認ください。